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名探偵コナン第107巻ネタバレ「全10話となっています」

名探偵コナン第107巻ネタバレ「全10話となっています」劇場版第28弾『名探偵コナン 隻眼の残像』の公開と同時期に発売される原作コミックス第107巻。今回は映画ともリンクするキャラクターやエピソードが満載で、見逃せない展開になっています!

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名探偵コナン第107巻ネタバレ

価格 594円/1,870円(税込)
発売日 2025年4月18日金曜日
作者 青山剛昌
収録話数 10(FILE.10)
鍵穴人物

名探偵コナンの第107巻の内容は以下です。

名探偵コナン第107巻ネタバレ
通常版
名探偵コナン第107巻ネタバレ 2
特装版

第106巻では、平次と和葉がとうとうカップルになったところで終わりましたね。

名探偵コナン第107巻の原作ネタバレは以下です。

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FILE.1134「邂逅遭遇」〜FILE.1136「一期一会」

事件現場 屋敷
登場人物(レギュラー)
  • 江戸川コナン
  • 毛利蘭
  • 毛利小五郎
  • 工藤新一
  • 諸伏景光(スコッチ)
  • 萩原研二
  • 松田陣平
  • 降谷零(安室透)
  • 伊達航
  • ポアロのマスター
  • 黒田兵衛(名前のみ登場)
登場人物(容疑者)
  • 屋敷の住人たち(3人の男)
  • 屋敷のおじさん
被害者 なし
本誌
  • FILE.1134「邂逅遭遇」
  • FILE.1135「快刀乱麻」
  • FILE.1136「一期一会」

映画『ハロウィンの花嫁』と繋がる、警察学校組×新一・蘭のエピソード。

出発点は“てロチチモモ”──過去へつながる暗号

物語の始まりは、小五郎が喫茶ポアロのマスターからもらった土産袋に書かれていた謎の文字「てロチチモモ」。
この不思議な文字を見た蘭は、かつてスコッチ(諸伏景光)が言った「僕たちには読めない暗号」という言葉を思い出し、物語は過去へ。

  • 英語の「COFFEE」に似せた暗号のような文字列
  • 蘭の記憶がきっかけで、新一と警察学校組との出会いが描かれる

7年前のある日、新一と蘭は壊れた蛇口をきっかけに、伝説の警察学校組5人と出会います。彼らは親切に対応し、すぐに信頼を得ることに。

化け物屋敷の怪現象と5人の科学的推理

蘭が相談したのは、“化け物屋敷”で起こった奇怪な現象の数々。
最初は興味を示さなかった5人ですが、「山モモ 1g 6000円」と書かれた紙を見て態度を一変。屋敷に向かい、本格的な調査が始まります。

怪現象の正体はすべて科学的なトリックでした。

  • 🐟 燃える魚:ショウノウ(防虫剤)を火で炙り水に浮かべる仕掛け
  • 🐍 黒い蛇:砂糖・重曹・エタノールを使った「ヘビ花火」
  • 👹 鬼の顔写真:光の反射とレンズの特性を使った錯覚演出

さらに、住人たちが「デイトレーダー」を名乗るも、株価の話をきっかけに彼らの嘘を見抜いた5人。電気代が異常に高い理由も、大麻の温度・光管理によるものと見抜かれます。

大麻密造犯との対決、そして現在へ…

屋敷の住人たちはしらを切りますが、松田陣平が引き出しから証拠を発見。「山モモワ」という表記は、実はアルファベット風のスラングで「WEED(大麻)」を意味していたのです。

  • 犯人たちは銃で反撃しようとするも、降谷零が即座に制圧
  • バイクで逃げた1人も萩原の華麗なカーチェイスで確保
  • 屋敷のトリックも密造の正体もすべて暴かれ、事件は解決

最後、新一に対し「大きくなって探偵を続けていたらまた会えるかもね」と話す降谷零。その言葉が現在のコナンへと繋がっていきます。

そして現代、安室透=降谷零であることを思い出したコナン。
同時に零も、江戸川コナン=工藤新一であることを確信する――というエモすぎるラストで、特別編が幕を閉じます。

FILE.1137「屍人の御燈」〜FILE.1140「託された証」

事件現場 白龍スキー場そばのロッジ・林道
登場人物(レギュラー)
登場人物(容疑者)
  • 南条香織
  • 葛西七佑
  • 北倉夕汰
  • 伊東環姫
被害者
  • 南條健彦
  • 北倉夕汰
本誌
  • FILE.1137「屍人の御燈(しびとのみあやかし)」
  • FILE.1138「火はまた燃える」
  • FILE.1139「火炎の後始末」
  • FILE.1140「託された証」

長野県警登場回の新章。少年探偵団×コンパス探偵団の事件!

長野のロッジで“屍人の御燈”が出現!? 火の怪事件の始まり

コナンたちは阿笠博士と一緒にスキー旅行のため長野へ向かう途中、長野県警に立ち寄ることに。迎えてくれたのは、長野県警の上原由衣刑事。幻の信州そば「勝千代」を用意してくれるなど、歓迎ムード。

そんな中、登場したのが「コンパス探偵団」と名乗る4人のホラー系インフルエンサーたち。

  • 登場人物:南条香織、葛西七佑、北倉夕汰、伊東環姫(+3か月前に亡くなった香織の兄・健彦)
  • 目的は、健彦の魂を呼び出す“屍人の御燈”の実験をロッジで行うこと
  • 「屍人の御燈」とは、老人とともに現れる魔物の火=“老人火”にまつわる伝承

実験が始まると、なんと環姫の左袖から突然炎が!その後も香織の背中、夕汰の腕と次々に火がつく不可解な現象が起こり、周囲は大混乱。少年探偵団はすっかり「火の妖怪」説を信じ込むが、コナンだけは冷静にトリックを疑う…。

炎の正体はトリックだった!? 過去の火事事件と隠された動機

事件の真相を追う中で、コナン・高明・敢助の3人は、3か月前に起きた火事で健彦が亡くなった経緯に着目。

  • ロッジの火災時、環姫は泥酔して寝ていた
  • 夕汰が1人で先にロッジへ戻り、環姫を助けて立っていた
  • 健彦は後から遺体で見つかるも、頭に殴られた痕があり、事件性が浮上

その後も相次ぐ“発火現象”を検証し、コナンがついにトリックを見破る!

🧪 火の仕掛けの正体まとめ:

  • 消毒用ジェルのアルコールで、コーヒー缶に着火しやすく
  • ドライアイス入りの小銭入れで煙を発生
  • レーザーポインターでマフラーやフリースに発火
  • 犯人はこの3点を持っていた 伊東環姫

しかも、健彦の遺品だったはずの“キャプテンバッジ”を夕汰が身につけていたことが、環姫の怒りの引き金に…。

悲しみと誤解が生んだ事件の真相――そして意外なエピローグ

環姫は、健彦の死に夕汰が関与していたと思い込み、復讐心から一連の発火トリックを実行。

  • 健彦の特別なバッジを夕汰が持っていた=裏切られたと勘違い
  • アイスのドライアイスや下剤、レーザーなどを使い、殺人を企てる
  • しかし、動画や音声、現場の痕跡から真相が明るみに

やがて、少年探偵団が気づいたことがきっかけで…

✨ 夕汰は健彦からバッジを“託されていた”のだった!

  • 健彦は火事の直前にバッジを夕汰に渡し、自分の代わりに環姫を守ってほしいという意図だった
  • その証拠は、119番通報の音声記録からも確認される

ついに夕汰は意識を回復し、環姫も誤解を認めて涙。悲しみと怒りから生まれた事件は、コナンたちによって真実の光に照らされて終焉を迎えた。

FILE.1141「小五郎の密会」〜FILE.1143「煙のように」

事件現場 米花駅
登場人物(レギュラー)
  • 江戸川コナン
  • 毛利蘭
  • 毛利小五郎
  • 灰原哀
  • 安室透
  • 榎本梓
  • ベルモット
  • 妃英理
  • 板倉卓
  • テキーラ
登場人物(容疑者) 紙袋をもった男3人
被害者 とくになし
本誌

小五郎が主役!久々に妃英理が登場し、2人で協力して事件に挑む?

◆ 蘭の疑念と小五郎の怪しい行動

  • 蘭が音楽番組視聴中、小五郎が「依頼人と夕飯」と言って外出。
  • コナンに「最近小五郎が怪しい」と相談。
  • 小五郎が電話で「高校生の娘が欲しがるプレゼントなんてわからん」と言っていたのを聞き、浮気や蘭との関係バレを疑う。
  • コナンが「電話の相手は英理では?」と言った矢先、英理がその場に現れ、修羅場に。

◆ 英理の誤解と事件の始まり

  • 英理は旧友の依頼で預かっていた猫の鳴き声で、赤ちゃんの存在を誤解されていたらしい。
  • 英理と安室透、初対面で軽く火花。
  • 小五郎の尾行をしていた蘭・コナン・英理は、紙袋を持った3人の男がぶつかって中身が入れ替わる事件に巻き込まれる。
  • 紙袋の中から大量の現金が出てきて、3人が「それは自分のだ」と主張。
  • 英理が「毛利小五郎がいる」と事件を公に。

◆ 紙袋の衝撃の中身

  • 現金の他に、
    • 拳銃(多数)
    • 血まみれの包丁とシャツ(偽物の可能性)
    • 怪しい牛乳パック
  • 英理が観衆を撒くために「ドッキリだ」と機転を利かせる。

◆ 3人の容疑者の言い分

  1. Aさん(けつアゴ・弁護士)
    • 資産家の子供の身代金として1億円を預かっていたと主張。
    • 弁護士バッジをつけていたが、バッジ番号を記憶していない点が怪しい。
  2. Bさん(キャップの若者)
    • 競馬で大穴を当てて現金を得たと主張。
    • ビニールテープや太いマーカー、ズボンの装飾が妙。
  3. Cさん(髭の小太り男)
    • 映画撮影用の小道具だと主張。
    • 「バミる」など業界用語に疎く、助監督のはずなのに不自然。
    • ギターの腱鞘炎、中指のタコがコナンの目に留まる。

◆ コナンの気づきと真相解明へ

  • モデルガンに「消しカス」や「黒い指紋」→自作か?
  • 血はペンキ、赤い色紙と牛乳パックが関係?
  • スケッチブックに裏がシールの赤紙→ニセの血痕の工作用?

◆ 英理と小五郎、そしてコナンの推理

  • 「3人ともウソをついている」と英理と小五郎が同時に気づく。
  • ただし、1人だけ明らかに大嘘をついている真犯人がいる!

名探偵コナン第107巻の考察と感想

名探偵コナン第107巻についての考察や感想を紹介しています。

107巻を大きく分けると以下の物語があったので、それぞれ考察してみました。

  • FILE.1134「邂逅遭遇」〜FILE.1136「一期一会」
  • FILE.1137「屍人の御燈」〜FILE.1140「託された証」
  • FILE.1141「小五郎の密会」〜FILE.1143(タイトル不明)

考察①:安室透が見せた複雑な表情の意味

ザ・ナイトハーツの音楽番組を観ていた場面での安室の表情。再会した英理に対して初対面ながら警戒心をにじませたり、コナン=新一とのやり取りに対してもどこか感傷的な雰囲気を漂わせていたのが印象的。

➡️ 警察学校時代の仲間たちとの記憶(特にスコッチ)を思い出していた可能性がある。コナン=新一への想い、あるいは亡き友との過去と今を重ねているようにも見える。

考察②:長野県警トリオの過去と絆の深さ

大和・高明・上原の3人が小学生時代から繋がっていたという衝撃の事実が明かされ、過去の事件だけでなく人間関係の深みも増す。

➡️ 上原の「大和への想い」はただの同僚愛以上のものが垣間見えるような描写も。長野県警編のエピソードに、今後の伏線が続く可能性あり。

考察③:小五郎×英理の再接近フラグ?

英理が旧友の依頼で猫を預かったことをきっかけに、小五郎とすれ違い&誤解が発生。しかし、今回の事件で阿吽の呼吸のように一緒に推理する場面があり、二人の距離が縮まりつつある印象。

➡️ 特に「3人ともウソをついている」と声をそろえた場面は、小五郎&英理が「かつて名コンビだった」という伏線の再点火にも見える。

本音と建前のコントラストがテーマ?

107巻全体を通して、「嘘・誤解・本当の気持ち」という軸が共通テーマになっているように感じられる。

  • 小五郎の“浮気疑惑”も、実は娘のためのプレゼントを悩んでいたという“優しい嘘”。
  • 英理の“誤解”も、小五郎との関係を気にしていたが故の感情。
  • 事件の“嘘の主張”も、犯人の動機とつながる“演技”のひとつ。

このあたりのミステリー+人間ドラマの交差点に、青山先生らしさが光る構成となっている。

 

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