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カグラバチ 76話ネタバレ「宴」

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カグラバチ 76話ネタバレ「宴」週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ 第76話のネタバレ、感想です。前回の記事はこちらです。妖刀三つ巴戦が始まり、いきなり座村清市は昼彦の首を斬り落とします。

座村が飛宗の能力『雀(すざく)』を使用

冒頭、妖刀には理論を越えた“本領”があり、理論的な際限は持ち主に依って幾らでも変貌し得る、という説明が入ります。そして場面はチヒロと昼彦の戦いに移りますが、チヒロが錦を三半規管の補強のみに使い、“宴”の対策として運用しているだけの状況を見て、チヒロの本命は座村で自分を殺すには力を温存している事に昼彦は苛立ちます。

© 外薗健 カグラバチ 76話より

昼彦は先に座村を殺すと決意

自分に対して本気を出さないチヒロに対して、本気を出させようと昼彦は先に座村を殺していやると言い出します。斗斗から飛宗は絶対回収するよう指示されると、昼彦は斗斗に隠れるように言い、酌揺の能力『遊』を使用します。真打を除く妖刀の基本能力は三つで、酌揺の能力は宴の幻覚作用、そして遊は周囲のモノを自在に操ることが出来るそうです。昼彦が遊を使用すると、死んだはずの京都殺戮ホテルの宿泊客が動き出します。

© 外薗健 カグラバチ 76話より

死体をモノと割り切る昼彦なりの乾いた理念によって、昼彦は遊で死体を操ります。チヒロは死体を操って攻撃されたくらいなら十分対応できると判断したようですが、昼彦はさらに高出力の宴も併用します。錦で三半規管を守っているチヒロでも平衡感覚がおかしくなり、まともに立つ事も困難な状況になります。

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© 外薗健 カグラバチ 76話より

昼彦も満身創痍でチヒロに斬られた傷が痛みますが、二度も負けてチヒロにナメられている状況で本気を出せというなら示すべきは誠心誠意、と昼彦は考え、座村を殺す、とつぶやきます。高出力の宴によって座村やイヲリ、巻墨、井倉は立つ事も防御もままならない状態になっています。杢は久々李がどこにいるか気にしますが、座村さんが来た途端退いたよ、と郎が答えます。そんな会話をしていると、エレベーターから昼彦に操られた死体が多数現れ、座村達に襲い掛かります。

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© 外薗健 カグラバチ 76話より

座村はイヲリの存在を忘れ、これまでは“剣聖を殺す”という強烈な使命感だけが彼を動かしていました。しかしイヲリを思い出し、娘を守ると言う具体的な原動力がここへきて補完されますが、イヲリを思い出した事で人一倍繊細な座村は娘が自殺する幻覚を見せられまともに戦えない状態になってしまいます。戦闘力では随一だが、内側はモロい座村と宴の能力は相性抜群だ、と昼彦は言います。

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© 外薗健 カグラバチ 76話より

宴で幻覚を見せられている座村は、昔イヲリと一緒に暮らしていた座村邸のイヲリの部屋の前に立っていました。座村もこれが幻覚だと自覚していますが、第73話でイヲリが首をつって自死しているかもしれないという想像を思い出して座村は苦悩します。

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© 外薗健 カグラバチ 76話より

そこに昼彦に操られている死体が座村に襲い掛かってきて、幻覚にハマっている座村はろくに防御できず傷を負ってしまいます。さらに死体はイヲリにも襲い掛かります。

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© 外薗健 カグラバチ 76話より

何本もの刀に貫かれる座村

座村は鴉の能力で舞っている羽根と自分の位置を入れ替えてイヲリを守りますが、何本もの刀に体を貫かれてしまいます。

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© 外薗健 カグラバチ 76話より

刀を体で貫かれた致命傷による痛みで、座村はようやく幻覚から覚めますが昼彦は座村を殺したと確信したのか大声で笑いながら、俺だけが自由だ!!と、チヒロに叫びます。

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© 外薗健 カグラバチ 76話より

昼彦はチヒロに斬りかかりながら、もう本気出すしかねえな!!千鉱!!来い!!と、チヒロに本気を出すように迫りますが、…なぜそこまであの剣豪(ひと)を…侮れる…!!と、昼彦に答えます。一方、チヒロの後ろからは大量の黒い羽根が、チヒロと昼彦の方に迫ってきていました。

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© 外薗健 カグラバチ 76話より

場面はイヲリ、巻墨、井倉の居る屋上に戻りますが、昼彦に操られていた死体はいつの間にかただの死体に戻っていて、もう動いていません。場所は不明ですがおそらく屋上の別の場所に退いた久々李も、状況がつかめず困惑しています。

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© 外薗健 カグラバチ 76話より

そして場面は座村が何本もの刀に貫かれた直後に戻りますが、刀に貫かれた直後操られていた死体が消えたように見えます。傷だらけの座村ですがイヲリに、傷つくのァ…俺だけでいい、と言うと飛宗の能力『雀(すざく)』を使用します。

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© 外薗健 カグラバチ 76話より

雀を使用すると体の傷の場所に火がつき、傷が治っていきます。その“火”は傷を種(くさ)にして灯るようですが、傷が治る以外の能力の詳細は現時点では不明です。チヒロと昼彦の場所には大量の黒い羽根が迫ってきますが、その大量の黒い羽根の中に座村がいて、活気がいいなぁ糞餓鬼、と昼彦に話しかけます。

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© 外薗健 カグラバチ 76話より

座村は飛宗を構えた状態で、こっからぁお前…、何もできねえぞ、と昼彦に警告します。

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© 外薗健 カグラバチ 76話より

まとめ

第76話では、昼彦は遊を使用して死体を操りチヒロや座村達を襲わせます。本来、遊で操れるのはモノだけで死体は操れないのかもしれませんが、昼彦は死体をモノと割り切れる理念の持ち主なので、昼彦だけは遊で死体を操れるのかもしれません。さらに宴の出力を上げて座村に強い幻覚を見せます。人一倍繊細な座村にとって宴は相性抜群(座村にとっては相性最悪)のようで、まともに動くことも出来ず最後はイヲリを守って何本もの刀に体を貫かれます。これで座村は死んだかと思われましたが、座村は『鴉』、『梟』につぐ飛宗第三の能力『雀』を使用し傷を治します。ただ、雀がただ傷を治すだけの能力とは思えず、傷を種に灯る、とあるので何か別の効果があるのだと思われます。

第60話でチヒロは一度死んで生き返っていますが、これは雀の能力を使用したのかもしれませんが、座村が言ったセリフ「こっからぁお前…、何もできねえぞ」から雀には他に戦闘向けの能力もあるような気がします。

飛宗第三の能力『雀』がこの妖刀バトルにどんな結果をもたらすのか?今後の展開も楽しみです

次回は、4月28日(月曜)発売予定の週刊少年ジャンプ 2025年22・23合併特大号に掲載予定です。次回はコミックス7巻発売直前ということで、巻頭カラーです。

第7巻は5月2日(金曜)に発売予定です。コミックの予約はこちらからどうぞ。

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