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カグラバチ 52話ネタバレ「2人きり」

カグラバチ 52話ネタバレ「2人きり」この記事はアフィリエイト・アドセンス広告を利用して作成しています。週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ 第52話のネタバレ、感想です。前回の記事はこちらです。座村と漆羽のいる仙沓寺に、国獄温泉の倍以上の敵戦力が襲撃します。

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カグラバチ 52話ネタバレ

毘灼の情報を全て吐かせる

毘灼についてはチヒロも神奈備もよく分かっておらず、大きな動きを見せたのは3年前の六平国重と刳雲契約者の暗殺事件だけです。その後は神奈備が対応を強化すると毘灼はすぐに身を潜め、諜報に尽力するも未だに組織の輪郭は掴めていません。香刈緋雪は、それでこの…後手に回り続ける現状だよ、と嘆きますが、昼彦と対峙したチヒロはこの流れを斬り、目の前の毘灼から構成員・計画そして目的、知る全てを吐かせようとします。

© 外薗健 カグラバチ 52話より

一方、昼彦はチヒロが戦る気になって嬉しいようで、同じ18歳だとチヒロに教えます。さらに昼彦は3歳の頃に“人を殺す”という選択肢を知り、俺の血肉は“殺し”で出来ているとチヒロに言います。しかし、周りの同じ年の子はそうでもないらしく、今日までずっと…対等に友と呼べる奴はいなかった、と昼彦は語ります。

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© 外薗健 カグラバチ 52話より

同じ“殺し”に塗れた18歳と言われ激怒するチヒロ

でも、六平千鉱…お前となら友達になれる、ようやく出会えた、“殺し”に塗れた18歳俺と…おんなじ、と昼彦の一方的な語り口に、チヒロは国獄の護衛が皆殺しにされた場面や、父親の六平国重が殺された場面を思い出し、昼彦に激怒します。チヒロは毘灼と同じ人殺しと一緒にされた事に怒り昼彦に斬りかかりますが、他の雫天石を持つ妖術師が現れ邪魔をします。昼彦は一緒!と言うと、自分を昼彦って呼んでいいよと言い、他の妖術師にチヒロを任せます。

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© 外薗健 カグラバチ 52話より

昼彦は紙の妖術で姿を消すと、演劇の劇場へと入っていきます。劇場では『佐廼島戦(さのしまいくさ)』という演劇がまもなく開演しようとしていました。

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© 外薗健 カグラバチ 52話より

演劇を鑑賞する昼彦

演劇の劇場に入った昼彦は、漆羽は仙沓寺の刺客に任せて楽しもうと考え、隣の客に話しかけます。この演目の主人公“佐助”は、物語の最後に黒鬼を退治し、家族を取り戻し島は平和になる、と勝手に隣の客に物語のあらすじを話し始めます。

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© 外薗健 カグラバチ 52話より

さらに、通して主人公はヌルいし殺陣の刺激も足りない、つまらない、と感想を一方的に話し始めます。当惑する隣の客ですが、昼彦の腹から血が出ている事に気付き驚きます。どうやら先ほどチヒロが淵天で斬りかかった時に、かわし切れなかったようで腹から出血していました。隣の客が腹の血を指摘すると、妖刀持ったやつに刺されたんだ、君も気をつけろ、と注意すると、昼彦は目を閉じます。

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© 外薗健 カグラバチ 52話より

どうやら昼彦は紙の妖術を通じて外の様子を感知できるようで、外で雫天石を持った妖術師とチヒロの様子を感知しながらチヒロと味方の妖術師の分析を始めます。雫天石の武器は強力だが、問題はやっぱり使う者の技量で、極端に言えば素人がドーピングしたところで腰の入れ方が分からないんじゃ突きは弱いまま、そして寄せ集めの妖術師だから実力にはかなりムラがあり、神奈備のような連携も無理、と昼彦は味方の妖術師の強さを分析します。

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© 外薗健 カグラバチ 52話より

しかし、今チヒロと戦っている3人は昼彦が選定した野良の妖術師で腰の入れ方はわかっている部類のようで、連携もそれなりに出来るようです。一方、チヒロは昼彦の紙の妖術によって視界を的確に邪魔され、さらに味方の妖術師の誘導もしています。今、チヒロと3人の妖術師は劇場の屋根で戦っていますが、昼彦は味方の妖術師を劇場の下に落ちてくるような攻撃をするように紙の妖術で指示します。

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© 外薗健 カグラバチ 52話より

妖術でチヒロの上空から攻撃する敵の妖術師、一方、劇場で演劇を鑑賞中の昼彦は、悪役登場、……ここからは見モノだ、とつぶやきます。昼彦がつぶやくのとほぼ同時に、劇場の屋根で戦っていたチヒロと3人の妖術師が天井を破壊しながら舞台に落ちてきます。

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© 外薗健 カグラバチ 52話より

チヒロは落下しながらも妖術師の首を斬り、さらに他の2人の妖術師も斬り殺して全員を倒します。

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© 外薗健 カグラバチ 52話より

演劇の舞台上へ誘い込まれたチヒロ

チヒロは丁度、演劇の舞台に着地し、3人の妖術師の死体も落ちてきます。昼彦や多くの観客は妖術師の返り血を浴びた状態になり、観客は何が起きたか分からず茫然とした表情をしています。

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© 外薗健 カグラバチ 52話より

首を斬られた妖術師の生首が丁度、観客の方を見る形で落ちてしまい、観客は悲鳴を上げます。一方、昼彦は雫天石の武器のもう一つの問題点、“一時的”は妖刀との大きな差だと考え、双城は妖刀を時間をかけて慣らした…つまり雫天石の力には一時的では扱いきれない奥行きがある、と分析します。また無傷のチヒロを見て、さすが妖刀三年選手だと褒めます。

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© 外薗健 カグラバチ 52話より

逃げ惑う観客、複雑な表情のチヒロ

…だが誘導はできた、ここならいくらでも人間(ぶき)はある、と昼彦は頭の中でつぶやきます。どうやら、昼彦は劇場の観客を戦いに巻き込んで、チヒロに同じ人殺しと分からせるためにわざわざ劇場に誘導したようです。逃げ惑う観客達を見てチヒロは複雑な表情をしますが、感じるだろ?一般人(こいつら)にとってお前は人間じゃない、と昼彦はチヒロに辛らつな言葉を投げかけます。

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© 外薗健 カグラバチ 52話より

チヒロは毘灼に襲われ殺された父親を思い出し、辞めさせたのは誰だ…、とつぶやきますが、昼彦は、俺だけはお前を理解してやれる、とチヒロに一方的に話しかけます。そんな自分勝手な昼彦に、与太はいい、とチヒロは吐き捨てます。

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© 外薗健 カグラバチ 52話より

まとめ

第52話では、昼彦に毘灼に関する情報を全て吐かせようとするチヒロですが、昼彦は同じ人殺しだから友達になれると言ってチヒロを怒らせたり、3人の妖術師に戦いは任せて自分は紙の妖術で姿を消したりとチヒロを翻弄します。

さらに3人の妖術師に指示してチヒロを劇場の舞台へと誘導、逃げ惑う観客をチヒロに見せつけたり、チヒロを人殺しとして恐れる観客の表情を見せたりと昼彦は悪辣な手段を使い、チヒロに自分と同じ人殺しだと理解させようとします。

チヒロはかなり激怒していますが、昼彦は間違いなく戦いに観客を巻き込んでチヒロの行動を制限すると思います。一般人である観客に被害を出すことなく、チヒロは昼彦から毘灼の情報を聞き出すことが出来るでしょうか?

次回、昼彦は紙の妖術と観客を盾にして、チヒロをどんどん追い込んでいきます。

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