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カグラバチ 68話ネタバレ「変幻」

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カグラバチ 68話ネタバレ「変幻」週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ 第68話のネタバレ、感想です。前回の記事はこちらです。チヒロは死亡していると信じていた昼彦、斗斗からチヒロが生きていると聞きやる気が出てきます。

カグラバチ 68話ネタバレ「変幻」

死体の脳みそから情報を探れる妖術があるのか不明ですが、チヒロ達の部屋の場所は戦国与次郎の脳みそに聞いたと昼彦は言います。さらに京都殺戮ホテルの宿泊客は過激な奴ばかりで、皆このフロアに向かっていると言うと、昼彦はイヲリに挨拶をしますが、直後にいきなりイヲリに斬りかかります。

© 外薗健 カグラバチ 68話より

昼彦の攻撃はチヒロが防ぎますが、戦国与次郎の頭を真っ二つに斬り返り血がイヲリの顔に付きます。この状況にイヲリは恐怖の表情を浮かべますが、昼彦は千鉱に座村の尻拭いをさせられて大変だなと言うと、娘が襲われている事も知らず座村は今まさに契約者殺しに動こうとしていて、とんだ間抜けだ、と座村を嘲笑します。

© 外薗健 カグラバチ 68話より

チヒロは昼彦ごと、1階へと落下

チヒロは学校に戻りたいと言うイヲリは、もう俺たちとは関係ない、と昼彦に言うと、エレベーターの中に昼彦を押し込み、天井のワイヤーを斬ると、自分も一緒に一階へと落下していきます。チヒロは落下していき自分だけ取り残されたイヲリは昼彦が言った、みんなこのフロアに向かってるだろうね、という言葉を思い出し焦ります。

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© 外薗健 カグラバチ 68話より

案の定、イヲリを狙う宿泊客がエレベーターから現れ、イヲリは恐怖のあまり涙目になりながらエレベーターのボタンを連打します。すると、巻墨の隊長・郎もちょうどエレベーターで現れ、イヲリにエレベーターの中に入るように言います。

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© 外薗健 カグラバチ 68話より

郎はすぐに他の宿泊客を倒すとエレベーターの中に戻ってきて、イヲリと屋上へと向かいます。巻墨は既に封印の準備は完了していて、イヲリは今すぐにでも普通の女子高生に戻れるそうです。イヲリは記憶の封印で本当に日常に戻れるのか不安で、学校もバレているし悪い人にも顔を見られた、先生も一人殺されている、今まで通り学校に通うなんて…、と郎に不安な気持ちを打ち明けます。すると、郎は記憶の封印によって昨日今日の出来事は曖昧になり、毘灼はイヲリに会った事すら思い出せなくなると言います。イヲリは自分が封印を解こうとしたせいで先生が殺されたと責任を感じていますが、死んだ先生は戻らないがイヲリが責任を感じることはない、罰せられるべきは間違いなく毘灼の連中だ、と郎は断言します。

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© 外薗健 カグラバチ 68話より

封印には灯篭の鍵が必要

また落ち度があるとすれば巻墨だと郎は言い、巻墨は忍びで“情”みたいなものを学ばなかったので封印を施した三年前は親子の繋がりを理解できず、結果的に封印は未熟になったが、今回のイヲリとチヒロの会話から大体の感触は掴めたと郎は言い、今度は意識の根源まで封印できる、今まで通り学校生活を送れるよ、とイヲリに断言します。あとは封印に必要なのは“鍵”だと郎は言い、このホテルは大規模な結界に囲まれていて、結界には必ずその動力源となる灯篭があり、ここの場合は屋上に設置されているそうです。今回イヲリに施す大掛かりな封印、その封印時に灯篭の動力を借りる約束を戦国与次郎としていたそうで、戦国与次郎から鍵を借りられるはずでした。戦国与次郎は既に死んでいますが、郎は1階に降りたチヒロに鍵の事は任せようとイヲリに言います。

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© 外薗健 カグラバチ 68話より

一方、昼彦と一緒にエレベーターで落下中のチヒロは、エレベーターの中で昼彦と斬り合っていました。そのまま1階にエレベーターは激突しますが、チヒロはエレベーターから脱出します。すると、そこにホテルの従業員がいて灯篭の鍵をチヒロは渡されます。

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© 外薗健 カグラバチ 68話より

ホテルの従業員は、戦国与次郎が昼彦に斬られた時の事をチヒロに話し始めます。昼彦はどの型に当てはまらない不細工な剣で、戦国与次郎の腕を落としますが、ホテルの従業員はまぐれだと思ったそうです。戦国与次郎から7年間毎日、剣術の鍛錬を受けてきて、それでもこのホテルの従業員は戦国与次郎から一本を取れたことがありませんでした。戦国与次郎から受けた、この世に天才などおらず、堅実な努力の積み重ねこそ何物にも勝るという教えをホテルの従業員は信じていましたが、昼彦の剣術は天才でホテルの従業員は、んだよぉ……!!天才いるじゃん…!!と泣きながらつぶやき、昼彦の剣は誰にも見えないとチヒロに教えます。

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© 外薗健 カグラバチ 68話より

エレベーターの残骸から昼彦も無傷で出てくると、昼彦はチヒロに向かって剣を構えます。

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© 外薗健 カグラバチ 68話より

これまでの死闘でたたき上げられた千鉱の洞察眼には、誰にも見えなった昼彦の不可視の剣術の正体が映ります。それは右手左手、順手逆手、この自由な切り替えが瞬間の中で死角を行き来することにより、受け手は刀を見失ってしまうようです。しかし、チヒロは昼彦の剣を目で追いかけていて、昼彦は防がれると直感します。

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© 外薗健 カグラバチ 68話より

白禊流によるカウンター

しかし、チヒロは防がず居合の構えから白禊流をカウンターで昼彦にくらわせようとします。

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© 外薗健 カグラバチ 68話より

この白禊流は昼彦にかわされますがチヒロも昼彦の刀をかわしていて、さらに白禊流は昼彦よりも速かったようで、昼さすがの殺意だ…、いいね、と彦はチヒロの剣術を称賛します。

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© 外薗健 カグラバチ 68話より

チヒロは、そりゃそうだろ、と答えると、お前を殺して上に行く、と昼彦に言います。そして心の中で、この鍵を持ってイヲリを日常に戻す!!と決意します。一方、郎はイヲリに、心は決めたんだね?学校に戻ると、と決意を確認していました。

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© 外薗健 カグラバチ 68話より

モヤモヤを抱えるイヲリ

イヲリは思い出した記憶、真実を拒みたいわけではないようですが、お父さんは別のことに夢中らしい、お父さんは私のことを忘れても平気なのかな、と感じていました。自分だけが勝手に心の穴でもがいていたのか、とイヲリはモヤモヤしているようですが、……はい、と学校に戻る決意はあると郎に答えます。

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© 外薗健 カグラバチ 68話より

まとめ

第68話では、チヒロと昼彦が再び対決します。戦国与次郎やホテルの従業員たちは、どの型にもはまらない昼彦の一見不細工ながら、不可視の剣術にやられていました。しかしチヒロはその不可視の剣術を洞察眼で見抜き、さらに居合白禊流でカウンターをくらわせようとしまさす。これは昼彦にかわされましたが、チヒロは昼彦を殺し灯篭の鍵を持ってイヲリの記憶を封印し日常へと戻そうとします。

一方、イヲリは日常に戻る決意はしてはいますが、まだ父親の事でモヤモヤとしているようで、実際には決意は出来ていないように見えます。イヲリの迷いが今後の展開にどう影響するか?まだ毘灼には久々李や斗斗もいてすんなり行きそうにないので、今後の展開に注目したいと思います。

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